元グランドスタッフ・今は陸マイラー

飛行機からは遠くなったけど旅行がしたい!2018年SFC取得しました

SFC修行 シドニー旅行記 1 予想外の出来事・それは1通のメールから

 

SFC修行 シドニーの旅程

北海道ー羽田(旅割) 

羽田ー沖縄(プレミアム旅割)

沖縄ー羽田(国際線航空券国内区間

羽田ーシドニー(プレエコ)

シドニー羽田(プレエコ)

羽田ー沖縄(国際線航空券国内区間

沖縄ー羽田(プレミアム旅割)

羽田ー北海道(旅割)

 

SFC海外修行、2回目はシドニーです。

シンガポールに続きシドニー

なんの捻りもなく、まさに修行の王道です。

オーストラリアはずっと行ってみたかったのですが、

今まで訪れる機会がなかったので、楽しみでした!

 

しかーし。

修行1回目シンガポールは機内で一睡もできず、暑さと湿気に体力を奪われ、

快適な旅行をこれからたくさんするために修行したのに、

「どうしよう私、飛行機と旅行嫌いになりそう・・」とまで思ったのです。

この件に関しては、帰国し子供たちと家で一晩眠って、

朝仕事に向う時には「やっぱりどこかへ行くって素晴らしい!」となり、

嫌いになりそう問題は帰国翌日に消え去りました( ´∀` )

 

なんですけど、

飛行機で眠れなかった身体的なつらさがあったので、

シドニーシンガポールよりもフライトが長いなんて・・・

大丈夫かな、機内でどうか眠れますように。と思っていました。

 

ANAからのメール

出発1ヵ月切ったある日。ANAからメールが来ました。

 

件名「空席待ちがお取りできました」というメール。

「空席待ちなんてしていません」と思い、

何か間違って予約した?と不安になりながら開くと、

羽田―シドニー間がビジネスクラスとなっています。

もしやアップグレード!?と思ったけれど、ぬか喜びは悲しいので、冷静に電話。

このようなメールが来ましたとお伝えしました。

「機材変更のことはご存じでしょうか?」

「いえ、知りません」

「こちら機材変更でプレミアムエコノミーがない機材に変更となりましたので、

ビジネスクラスをお取りしました」

とのこと。

やったー!と思ったけれど、ぬか喜びは悲しいので、

冷静に「お席だけでしょうか?」と確認。

シートだけビジネスということも機材変更の状況によっては無くはないですから。

「確認いたします」といったん保留。

その間に友人に連絡。

「サービスもビジネスクラスとなります」との回答をいただき、

「ありがとうございます!」とやっと喜びました!

 

ここでの※INVPは大きかった!

※INVP

航空業界用語ではいろいろなことを4レターコードで表します。

インボランタリーアップグレード

(会社都合で無償でのアップグレード)はINVP。

インビップと呼んでいました。

インボラと言う事もありますが、

インボラのダウングレードもあるので(考えるだけで恐ろしい…涙)

 

もう俄然やる気が出ました!

早速、ビジネスのシート検索やミール決め開始!

友人に、シートはフルフラットじゃなくてクレードルだった。

ミール和食と洋食どうしよう!

デザートを考えるとやっぱり行きは洋食?

帰りは和食じゃない?と怒涛に連絡をし、

しばらくたって連絡を見た友人から、

「どういうこと!?全然ついていけないんだけど!」と返ってきました。

まだANAからのメールも見ていなかった友人は、

そもそも何でANAに電話したの?どうして知ったの?と混乱のご様子。

そりゃあそうなるよね。ごめん(;'∀')

落ち着いて報告をし、状況を理解できた友人。

「一気に新たな旅のメインがやってきたね」と話す。

 

実はシンガポール修行を終えて、金銭的なことを考えると、

修行なんてやっぱり身の程知らずだったんだろうなぁ。

子供たち「お金ないから買えないよ!」っていつも言ってごめんね( ;∀;)

なんて後悔しかけていた所だったのです。

そこにアップグレードの知らせが来たので、

お金が戻ってくるとかそういう訳ではないけれど、

修行しなかったらこんなこと起こり得なかったし、

これだけでも修行した意味はあった!と思えました。

一生に一度は乗ってみたいと思っていたビジネスクラスがこんな形で落ちてくるとは。

 何かを踏み出すって大事!!!

 

陸マイラーの皆さま方は、マイルの価値を最大限にするために、

特典でビジネスに乗られる方が多いですよね。

そのような記事をたくさん拝見すると自分もビジネスが身近になったような錯覚に陥りましたが、

ソラチカルートも終了してしまったし、

家族4人分のマイルを貯めるとなるとエコノミーでもやっと。

ビジネスなんてマイルを使っても乗ることはないだろうなという、

遠い夢の話でしたから。

 

不安要素であったフライトが、一気に旅のメインになり本当にうれしい出来事でした。

 

お読みいただきありがとうございました。